紀田正臣が黄巾賊のリーダー・将軍だと知ってしまった園原杏里は彼女を追い掛ける黄巾賊から必死に逃げた。
何故、正臣が、自分の見た真実に混乱する杏里。
ヘタに逃げるよりも、ただ偶然迷い込んだと正臣の前に出た方が安全だっただろうにな。そういう冷静な判断も出来なかったんだろうな。
予想していたよりも早くに退院の出来た杏里の下にやってきた竜ヶ峰帝人と正臣。
2人は杏里の退院について喜ぶが、正臣は三ヶ島沙樹の事は帝人たちには教えない。
そんな正臣の様子の異変を敏感に感じ取る杏里。
切り裂き魔に襲われて入院したと知った時から感じる正臣の態度に対する違和感。
やはりこの辺は杏里が寄生虫としてきたが故に感じる敏感さか。
一方で、帝人は本当に鈍すぎないか。親友なんだから、少しは正臣の態度に不審を覚えようよ。
チャットで黄巾賊について語る帝人。
セットンは黄巾賊が以前よりも暴力的になっているように感じていた。
彼らが暴力的になったのは、そもそも臨也が発端ではあるのだが。
そこに入室してきた罪歌。
最初の頃はウィルスのせいであんな風になったという事になっていた。
セルティがそういう風に計らって、全部を知る臨也もそれに口裏を合わせたのだろうな。4人の中で罪歌の正体を知らないのは帝人だけか。
そんな彼女に黄巾賊やダラーズについて問い掛ける甘楽は、切り裂き魔事件のせいで二つの組織が危険な状態にあると告げる甘楽。
セットンは教えるのを止めようとするが、甘楽は切り裂き魔が両方からリンチにでも合わない限り、抗争になってしまうと告げる。
全てを知りながら、杏里の不安を煽って楽しむ折原臨也。
杏里が正体をばらして戦いを収めようとするのを防ぐために、事前に手を打ってきたわけだ。
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