空の境界 第七章「殺人考察(後) ……not nothing heart.」 レビュー(ネタバレあり)
【ストーリー】
両儀式は夢を見た。それは2年前の記憶。彼女の中にいたもう一人の人格、“識”と共に失われたはずの記憶。
だが記憶は確かに彼女の中に蓄積されており、荒耶宗蓮に呼ばれた玄霧皐月(ゴドーワード・メイデイ)によって呼び起こされていたのだ。
幹也を襲い、そして車に轢かれた夜の事を。
世間では3年前の連続殺人鬼が再び姿を現していてた。
蒼崎橙子の元での仕事を終えて帰宅する式は、マスコミの「殺人鬼」という表現が言いえて妙だと、黒桐幹也に語る。この犯人は「殺人者」ではなく、「殺人鬼」なのだと。
その夜、幹也は式の部屋に泊まる事になる。
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