狼と香辛料Ⅱ 第9話「狼と無謀な商談」
明け方まで一人きりにされていたホロはご機嫌斜めで、ロレンスは必死にフォロー。
当然の結果だな。匂いで女と一緒にいた、という事もばれたりしたのだろうか。
狭い路地でホロは「狭すぎる」と文句を口にするが、ロレンスはそうした光景が風情があっていいという。
移りゆく姿に趣を感じるというロレンスに、移りゆく川のようなものかという喩えをするも、ロレンスには上手く伝わらず、ならば魂ではどうかと問う。
ロレンスは目に見れば確かにそうかもしれないと納得。あちこち傷ついたり、修復してあったり、と。
「もしも主の魂とやらが取り出せたら。
きっとそうとうわっちの色に染まっておるじゃろうな」
「染まると言うより、毒されているという表現の方がしっくり来るかな」
「だとすれば、猛毒じゃな。
なんせこの笑顔にイチコロじゃろ?」
「ならお前の魂は何色なんだ?」
「何色……?
……色々じゃな」
一本取られたロレンス。
てか、なんですかこのバカップル。
みんな判ってるんでしょうが、別に親父ギャグではなく、ロレンス一人の色に染まっていないと言う意味ですよね。
当然の結果だな。匂いで女と一緒にいた、という事もばれたりしたのだろうか。
狭い路地でホロは「狭すぎる」と文句を口にするが、ロレンスはそうした光景が風情があっていいという。
移りゆく姿に趣を感じるというロレンスに、移りゆく川のようなものかという喩えをするも、ロレンスには上手く伝わらず、ならば魂ではどうかと問う。
ロレンスは目に見れば確かにそうかもしれないと納得。あちこち傷ついたり、修復してあったり、と。
「もしも主の魂とやらが取り出せたら。
きっとそうとうわっちの色に染まっておるじゃろうな」
「染まると言うより、毒されているという表現の方がしっくり来るかな」
「だとすれば、猛毒じゃな。
なんせこの笑顔にイチコロじゃろ?」
「ならお前の魂は何色なんだ?」
「何色……?
……色々じゃな」
一本取られたロレンス。
てか、なんですかこのバカップル。
みんな判ってるんでしょうが、別に親父ギャグではなく、ロレンス一人の色に染まっていないと言う意味ですよね。
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