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刀語 第十二話(最終話)「炎刀・銃」

左右田右衛門左衛門の放った炎刀・銃による銃弾を浴びて倒れる尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督・奇策士とがめ。
驚く鑢七花に、右衛門左衛門はとがめの真の名が容赦姫であると語る。
全てを否定する否定姫と対立していたとがめの名前が容赦姫。否定姫がとがめは全てを受け入れると言ったように、名前も全てを容赦する訳ですね。

「姫様と奇策士の対立の物語が、このような終結を向かえたのは、全てお前のせいだ……
 虚刀流」
凶弾を浴びることになってしまったとがめ。
流石のとがめであっても銃弾まではどうしようもない。しかもとがめは自分の体がどれほど弱いかこれまで散々語っていますから。
七花のせいだと言うのは、彼が完了形変体刀であったから、という事か。

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刀語 第十一話「毒刀・鍍」

数百年前。
戦乱の時代にあり、剣の鍛練をしていた鑢一根に剣の才能がないと語ったのは、完成形変体刀を作り上げ、完了形変体刀を作ろうとしていた刀鍛冶・四季崎記紀でした。
ただ剣の道を究めんとしていた彼に、記紀は彼の努力に花を咲かせてやろうと告げる。
「もっとも、しっかりとした根っこになれるかどうかはお前次第だがな……鑢一根」
名前も名乗っていないのに知っているという事は、最初から彼を目当てにして彼の前に現れていたという事なんだろう。この時点で既に完了系変体刀は人間であるという事が決まっていたのかな。

十ヶ月で十本の完成形変体刀を揃えた尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督・奇策士とがめは、そろそろこの旅も終りだと感じるようになっていました。
自分の頭脳によるものだと満足げなとがめですが、鑢七花はほとんど力業だと結構辛辣。思った通りの事を口にするだけになんとも。

左右田右衛門左衛門からの報告でとがめの正体を知った否定姫は、とがめとの複雑な関係を思いながらも、「こんな形」で彼女と決着をつけなければならない事に複雑な思いに駆られる。

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刀語 第十話「誠刀・銓」

雨風吹きすさぶ中で荒野に穴を掘り続けるとがめと、それを見守り続ける鑢七花。
とがめは穴を掘り続けていたとがめは薄れ行く意識の中で、幼い頃に虚刀流六代目当主・鑢六枝によって父・飛弾鷹比等が打たれるのを目の当たりにして白髪となった夢をみる。
とがめは小さい頃は黒髪縦ロールだったのだね。

尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督・奇策士とがめがこのような状況となっているのは、陸奥は百刑場にて『誠刀・銓』の所有者・彼我木輪廻と出会った事に発端する。
百刑場は飛弾鷹比等ら反乱を起こした者達が処刑された場所。
とがめだけが生き延びたのはどうやって生き延びたのだろうか。

仙人である輪廻は見る者によって姿が変わる。
とがめには幼い少女のように写るが、とがめには亡き父の姿に見える。
輪廻が彼女の立つ場所の地中十畳の位置に誠刀・銓があるので、1人で穴を掘るように指示したため、とがめは1人で掘り続ける事になった。
いつものとがめならば奇策を練るところだが、その姿を見たくないため、とがめはただ穴を掘り続ける。
おそらく七花ならば一日もあれば掘れるのだろうが、とがめ1人で掘れという指示なのでそれを破る事は出来ないのだろう。その条件を単純に破ってしまったら、何が起こるのか判らないしな。

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刀語 第九話「王刀・鋸」

出羽の天童将棋村で剣術道場・心王一鞘流の12代目当主である汽口慚愧に将棋の勝負で勝利したとがめは、約束通りに四季崎記紀の完成形変体刀『王刀・鋸』を賭けた鑢七花との勝負を承諾させるも、慚愧は防具も武器も持たない相手と勝負出来ないと言い出した。、やむなく防具をつけて竹刀を持った七花は上手く動けずにあっさりとやられました。
虚刀流の存在を知らない相手がこなゆきを除いたら初めてだったかな。

出羽天童将棋村は将棋の聖地。
慚愧との交渉は七花の敗北により失敗。
七花は第1話にあったように、武器を使う事が出来ず、武器を使用した方が無刀の頃よりも弱くなります。

刀の毒に当てられた様子のない慚愧の様子に、とがめは王刀・鋸は四季崎記紀の刀でありながらも四季崎記紀の刀の毒を持たない刀ではないかと推測。
七花は慚愧には張りつめていて隙がなく、あれほど真面目に刀に取り組んでいる人間を知らないと高く評価。
とがめはそんな七花の様子に不服げ。
むしろ清廉潔白過ぎるのが鋸の「毒」ではないのか。過剰なほどに真面目にしてしまう毒を持っていると考える方が納得しやすい。

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刀語 第八話「微刀・釵」

土佐の清涼院護剣寺で最強の存在である姉・鑢七実を殺した鑢七花は、とがめと共にひとまず尾張へと戻る事になりました。
京の都と同じぐらいに人で賑わっている町並みながら、幕府のお膝元という事でどこか堅苦しい空気の尾張ですが、そんな中にあって回りの空気を読まないように金のしゃちほこなどが飾られたど派手な外装で建てられた屋敷が一軒。
七花ですら空気の読めない屋敷だと笑い飛ばしたその屋敷こそ、とがめの屋敷でした。
なんでこんな派手派手な外見にしているんだろう。かなり目立ちたがりだからなんだろうか。
家具がないのは元々ないのではなく、戻らぬ覚悟で屋敷を出たので家具が無かったのか。

とがめの屋敷で1人鍛練していた七花の背後に忽然と現れる左右田右衛門左衛門は、刀の情報を伝えるためと七花を呼びにやってきた。
幕府直轄内部監察所総監督・否定姫から呼び出しを受けた七花のため、とがめは逢うつもりの無かった否定姫と対面。挨拶代わりに相手を罵倒し合う二人に、とがめは一人置いてけぼりでぽかんとした状態。
否定姫が復帰しただのなんだのと初登場の頃に口にしていたのは、とがめに嵌められて失脚していたからなのか。
壱級災害指定地域である不要湖に四季崎記紀の工房がかつて存在していたという。
不要湖には日和号と呼ばれるからくり人形が徘徊しており、近づく者は悉く殺す、そんな人の住めぬ場所です。

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プロフィール

黒虎

Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

趣味はアニメ・音楽・カラオケ・映画。
大阪在住の関西人。

年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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