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狼と香辛料Ⅱ 第12話(最終回)「狼ととめどなき涙」

突如発生した武装蜂起。
会議の結果は予想通りに毛皮の販売を許可するものだったが、会議の結果の交付が早すぎたため、毛皮を扱う職人たちが結果を広場に貼り付けようとしたところで、暴動を起こしたのだ。
これは毛皮が街の外に流れてしまうため、街の毛皮職人たちの仕事が無くなってしまう、という事なんだろうな。

クラフト・ロレンスは金を手に入れるより先に、毛皮の買い付け交渉をするべきだと主張するも、エーブ・ボランはこんな時だからこそ、慎重に行動して、出し抜く必要があるとする。
彼らは一端港で別れると、アロルド・エクルンドの宿屋で待ち合わせすることに。
騒ぎで取引を止めるのかと思いきや、あくまで商売は続行するつもりのようだ。

リゴロ・デドリ宅で聖母像に関するある秘密に気付いたロレンス。
今回の商売に成功すればロレンスは店を手に入れてホロと別れる事になり、失敗してもホロは狼の姿に戻ってロレンスを見限り一人で北へと去ってしまい別れる事になる。
ロレンスはホロに怒られるような発想、つまりは商売を放棄して町を去るという第3の選択を行おうと考えていた。
二人が一緒にいる手段はこの取引を放棄して町を立ち去ることだが、ホロはそれを良しとはしない。
自分のために、ロレンスに夢を捨てるような真似をして欲しくない、というホロなりの気の使い方でしょうか。

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狼と香辛料Ⅱ 第11話「狼と別れの決意」

ホロを貴族の令嬢という触れ込みで担保として、『デリンク商会』から融資をうける事になったクラフト・ロレンスとエーブ・ボラン
ルッズ・エリンギンは同僚たち3名と検討した結果、ホロの価格はトレニー銀貨2000枚、改め、リュミオーネ金貨60枚と評価。
やたらと厭らしい笑みを浮かべる商会の面々は品の無さを醸し出している。幾ら人身売買もどきの事をやっているとは言え、もう少しなんとかならないのか。
個人という事と、毛皮の売買というリスクを考慮して2000枚という事に。ただし手数料は無し。
エーブが賢いから“投資”なのだという。
エーブがこの町の状況と人間関係から利益を生み出す方法を心得ており、おそらく成功するであろうから、それにあやりたいのだと嘯く。
ロレンスが幸運でありながら、動じていないのは彼が幸運に慣れているから、信用しているという。
眩い金貨があれば眠れなくなるというロレンスに、ルッズは謙遜を感じさせながらすると座を感じさせると高評価を下し、金貨は毛皮の買い付け直前での引き渡しということになる。
エーブとルッズは互いに商売人としての実力は認め合っているけど、人としてはあまり相容れない関係っぽいね。
ロレンスはロレンスで大金を前にしても、動じない面を見せるようになりました。

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狼と香辛料Ⅱ 第10話「狼と孤独な微笑み」

五十人会議で毛皮は外地商人に売られる事が決定した。
大量の毛皮を買い占めれば、大きな利益を得る事が出来るが、ロレンスにはそのための資金が存在せず、この町に金を貸してくれる知人のいない。
町の毛皮商売はもはや限界に来ていた。
少しでも早く、多くの毛皮を買い占める必要があった。
エーブ・ボランはそのために、ホロを貴族の娘として売ればいいのだと主張する。
フォン・イーターゼンテル・ボランという爵位を持っている没落貴族だった。
彼女自身も過去に売られた経験があるらしい。
本当に売るわけでなく、万が一の担保にするのだという。
ロレンスはホロを担保にするというリスクを背負っていますが、発案者であるエーブはロレンスに比べるとリスクが少ない気もするよね。ロレンスから借金を受けることぐらいか。莫大な借金ではあるのだけど。
最大の焦点はロレンスにとってホロを失うかもしれないほどの見返りがあるのかどうか、というところだろう。

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狼と香辛料Ⅱ 第9話「狼と無謀な商談」

明け方まで一人きりにされていたホロはご機嫌斜めで、ロレンスは必死にフォロー。
当然の結果だな。匂いで女と一緒にいた、という事もばれたりしたのだろうか。

狭い路地でホロは「狭すぎる」と文句を口にするが、ロレンスはそうした光景が風情があっていいという。
移りゆく姿に趣を感じるというロレンスに、移りゆく川のようなものかという喩えをするも、ロレンスには上手く伝わらず、ならば魂ではどうかと問う。
ロレンスは目に見れば確かにそうかもしれないと納得。あちこち傷ついたり、修復してあったり、と。
「もしも主の魂とやらが取り出せたら。
 きっとそうとうわっちの色に染まっておるじゃろうな」
「染まると言うより、毒されているという表現の方がしっくり来るかな」
「だとすれば、猛毒じゃな。
 なんせこの笑顔にイチコロじゃろ?」
「ならお前の魂は何色なんだ?」
「何色……?
 ……色々じゃな」
一本取られたロレンス。
てか、なんですかこのバカップル。
みんな判ってるんでしょうが、別に親父ギャグではなく、ロレンス一人の色に染まっていないと言う意味ですよね。

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狼と香辛料Ⅱ 第8話「狼と蠱惑的な旅人」

港では、多くの船が停泊していた。
行商人たちと船乗りのやり取りに聞き耳を立てるホロによれば、明らかに行商人たちが足元を見られている。船の税が高いから、積んだ積み荷を最初の額では降ろしたくないという、しかし町側の人間も北の大遠征中止を盾に払ってもらえるだけありがたいと思え、と。
北の大遠征や五十人会議などなど、クラフト・ロレンスはそれらから商売の匂いを感じ取る。

港で酒を呑んだホロは少量ですっかり酔ってしまう。暖かい地方に比べて、酒のアルコール度数が高いからなんでしょうね。
部屋を出て行こうとするロレンスの服の裾を掴むホロ。
「安心しろ、俺は高値過ぎて買い手はつかないよ」
そんな軟派な台詞をいつから吐けるようになったのか、この男は。

酒に酔ったホロをベッドに寝かせ、酒場へと向かったロレンス。
店では若い女性ヘレーナが前掛けの繕いをしていた。
軽い冗談のやりとり。初めて会ってこれだけ軽口をたたき合えるというのは凄いよな。
尻尾料理を二人前注文。
ロレンスは情報を得るために、代金を差し出して彼女から情報収集。
町の入り口に行商人風の男たちが屯していた事について訊ねる。
毛皮とそれに関係するもの取り扱いをしている人たち。
五十人会議で毛皮を売るかどうかが議題となっているため、様子見となってしまっている。
毛皮の売り買いが中止が検討されているのは、北の大遠征が中止になって大口顧客がいなくなったのが原因。

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プロフィール

黒虎

Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

趣味はアニメ・音楽・カラオケ・映画。
大阪在住の関西人。

年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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