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花咲くいろは 第二十六話(最終回)「花咲くいつか」

温泉旅館『喜翠荘』の従業員たちは揃ってぼんぼり祭へと繰り出す。
前回のラストでも思ったけど、客をほっぽり出してみんなで出て行って良いのか? まぁ、この時期に来る客なんてみんなぼんぼり祭に行ってるんだろうけど、戸締まりとかもあるだろ。もし締めてしまっている間に客が戻ってきたらどうするんだ、と思っていたら、豆爺が留守番してくれていたんだね。
豆爺はもう何十年もここにいて、祭りを見てきたから留守番を買って出てくれたのかな。
これからは楽隠居だから、気軽に観光に来れるわけだし。

「湯涌ぼんぼり祭り」
http://www.yuwaku.gr.jp/bonbori/index-b.html

ぼんぼり祭に集まった沢山の人々に感動する松前緒花は、望み札の事を思い出すが、みんなきちんと持っていた。
何時の間に……緒花が差し出したのをスルーしてたのに。
次郎丸太朗が肩を貸す輪島巴の望み札には「貯蓄」の文字。
「色々、諦めるには早いんじゃないか」
静かにツッコンだ次郎丸は巴に怒られる。
一人で生きて行く気満々か。
種村孝一からのメールで到着した事を知った緒花は走って迎えに行く。
「湯のサギ」って……焦ってメール打ちすぎだよ。てか、駅についたのか何なのかまったく書かれてないんだけど、どうやって合流するのか。着いたと書いてあるから、緒花は駅へ向かっているんだろうけど。
車を出そうかという誘いを断られた宮岸徹に、鶴来民子は行かせてもいいのかと問い掛けるが、徹は「別に」と強がる。
徹は緒花に惚れてるけど、何がなんでも自分のものにしたい、というほど強い思いでもなかったのだろう。
緒花は道中のぼんぼりに自分の望み札を掛けてたが、札の掛かっていないぼんぼりを見つけて適当に掛けるものなのか。

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花咲くいろは 第二十四話「ラスボスは四十万スイ」

歩道橋の上で偶然再会した松前緒花と種村孝一の二人。
緒花は思わず逃げ出しそうになってしまう。
どうしてここにいるのか、問い掛ける孝一の優しい瞳に緒花は事情を説明しかけた緒花は泣き出してしまった。
緒花は結構涙脆いよね。

公園で緒花が落ち着くのを待つ孝一。
コーンスープのコーンを水を入れて取り出して孝一だが、今ではそれを止めて取れないコーンはとらないようにした。
以前に緒花が口にしていた「東京の景色はつまらない」という事を思った事もなかった孝一だが、緒花がいなくなって東京の景色はつまらなくなったと語る。
緒花が働くメイキングDVDを見たこと、そして見たこともない筈の光景なのにその景色に見覚えがあるのは、緒花がいるからなのだと語る。
孝一にとって東京は緒花がいたから楽しい場所だったけど、緒花がいなくなったら途端に色褪せて映るようになってしまったという事ですか。孝一もなかなか言うな。無駄に遠まわしな表現を使ってるけど。緒花みたいに鈍い人間にはもっとストレートに告げるようにした方が良いよ。
語り続ける孝一の事から、空気の読めない緒花も孝一が言いたい言葉の意味を理解する。
緒花が勘違いしているという孝一の口を押さえる。
「色々言わないで!
 私が言いたいの!
 私が言いたいの、色々!!
 ちゃんと孝ちゃんに言いたい!!!」
孝ちゃんにぼんぼり祭来て欲しい、と告げた緒花の言葉を快諾する孝一に、緒花は思わず泣き出してしまう。
――つまらないと思っていた景色は、
――孝ちゃんのいる景色は、
――とっても綺麗だったんだ
緒花にとって孝一がいる東京の景色がつまらなく映っていたのは、それが当たり前の景色になっていたから、でしょうか。当たり前過ぎてその良さに気付かないというのは多々ある事ですね。緒花はそれを無くして初めて気付いたのでしょう。

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花咲くいろは 第二十三話「夢のおとしまえ」

松前皐月は送られてきたDVDを元に、ある記事を書こうとしていた……

四十万スイによる突然の温泉旅館『喜翠荘』の閉館宣言を受けてそれぞれの気持ちを胸に抱く従業員達。
宮岸徹は富樫蓮二に説得してくれないかと頼むも、蓮二は自分がやってきたのは徹と同じ年齢ぐらいの頃であり、それだけ長い間女将を見てきた事、そしてこれだけの事を決意した女将が何を言っても決意を変えないだろう事を告げる。
輪島巴は出勤してきた押水菜子に挨拶するも、なこちはちゃんと挨拶すら返せない。そんななこちに注意をする巴だが、なこちは暗い様子のまま。
ただ旅館が閉じてしまう事がショックでも、従業員がそれを表に出してはいけないんですよね。少なくとも客の前では明るく振る舞ってみせないと。お客様には最後の時まで楽しんで寛いで貰うのが働く者たちの責務ですから。
松前緒花は朝から大量のかつらむきをしている鶴来民子に話かけるも、ただ黙々とかつらむきを続けるみんちは、自分は何があっても絶対に一人前の板前になると呟く。
みんちには夢があるのだから、大丈夫だと感じる緒花は、自分にはやりたい事があるのか、と考え直す。
あのかつらむきした大根はどうするつもりなんだろうか。
朝の準備用ではなく、自分の練習のために剥いてるのか? でも今は仕事中の筈なんだが。

化粧をする川尻崇子改め四十万崇子は四十万縁は自分の大学時代からのキャッチフレーズを覚えているか、と問い掛けるも縁は全く覚えていない。
「Never give up!
 エニシングがまんまと騙し取られたお金は、必ず私が取り戻す!!」
崇子も縁と共に映画製作の話を持ち込んだ人間ではありますが、崇子の忠告を無視して金を払ってしまったのは縁の全面的な落ち度ですからね。
まぁ、お金が戻ったところで、スイが閉館を取り止めるというわけではないのでしょうけど。店仕舞いするにしても、従業員には退職金を払わないといけないし、今後のためにもお金は必要だろうな。アルバイトの4人にはいらないだろうが。
しかし本当に旅館を閉じて、縁たちが新たに開かなかった場合はどうなるんだろうか。かつてスイたち夫婦が買い取ったように、他の人間に譲り渡すのかな。ただの民家としてこんな旅館を維持するのは難しいし、歴史もある旅館をスイがただの民家として腐らせるとは思えないが。
もしかすると崇子は自分たちが買い取るために金を取り戻そうとしてるのか?

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花咲くいろは 第二十二話「決意の片思い」

朝の四時に川尻崇子に叩き起こされた松前緒花と鶴来民子。
普段の接客業に加えて、自分たちの結婚式の準備もしてもらわないといけないから、睡眠時間を削って貰うというのがその理由。
4時起床って……酷いとばっちりだ。
ついこの前までやる気を見せなかった人が、一転してハイテンションでやる気満々な様子に戸惑う緒花はみんちに語りかけるも、みんちは相変わらず緒花を無視する。
輪島巴が出勤してくると、既に緒花、みんち、四十万縁、助川電六、次郎丸太朗が集められてこれからミーティングを始めると告げられる。
一番の主役である縁は未だに寝ぼけてますが。
豆爺が既にいたのはもの凄く早くから来ているのか、それとも住み込みなのか。

授業中に突然電話が鳴って教師に「彼氏からか」とからかわれて焦った緒花はみんちに睨まれる。
エンディングで出てきた三崎卓三って誰かと思ったら、緒花の担任だったんだな。
電話の主は縁の結婚式の招待状を受け取った母・松前皐月でした。
皐月は生憎と色々忙しいので欠席で電報ぐらいは送るという事。
まぁ、一ヶ月もない期間でいきなり招待状を送られても仕事の調整がつかないよね……ただ確か皐月はフリーのライターだから、時間調整ぐらいは出来るはずなんだけど。取材など何か外せない用事が入っていたという事か。

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花咲くいろは 第二十話「愛・香林祭」

水野枝莉に絵のタイトルを付けて欲しいと言われたのがよほどプレッシャーだったのか、夢にまで見て魘されて目を覚ました押水菜子。
弟たちが寝返りうってなこちの上に乗っていたのも一員だろうか。

携帯アラームで松前緒花が飛び起きると、既に鶴来民子がいませんでした。
1人で文化祭の買い出しをするため、早くに出ていたらしい。

富樫蓮二は前回スカジャンをなこちに笑われたのがよほどショックだったのか、雑誌を見て革ジャンについて調べてます。
元々革の服が好きなのかな。

緒花は宮岸徹に厨房でオムライスを作った事があるかと訊ねるも、彼の知る限りでは『喜翠荘』でオムライスを出した事はないという事。
まぁ基本的にメニューにはないだろうからな。お子様連れでそういう要望があれば出すかもしれないという程度かな。
徹本人も家では和食ばかりだったので、オムライスを作ったことがないという事。実は徹って旧家の人間とかなんだろうか。

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プロフィール

黒虎

Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

趣味はアニメ・音楽・カラオケ・映画。
大阪在住の関西人。

年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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